wineprismとは

誰もが美味しいと感じるワインはありません。
ワインは嗜好品であり、感じ方は好みや経験、先入観に大いに左右されるからです。
だからこそワインの価値・ワインの魅力は一つではありません。
飲み手の数だけ、その人にとっての価値があるのです。
流通に携わる私には、ワインを美味しくすることはできません。
しかし、消費者が自分にぴったりのワインに出会う、そのお手伝いはできるはず。
その「ピッタリ」とはなにも味のタイプに限りません。
ワインや生産者のストーリーに共感する。
そのワインの状態変化が、その人の飲み方に適している。
飲むシチュエーションや一緒に飲む人を考えると最適である。
期待を高めることで、より美味しく感じてもらうことはできるはずです。
期待は大きければ大きいほど、期待に応えられたときの満足度は高くなる。
「美味しそう」から入って「美味しかった」ワインの方が、また飲みたくなる。人に勧めたくなる。好きになる。
そうなってもらえるよう、様々な角度から1本のワインの魅力を切り取り、言葉として伝えるお手伝いを。

「プリズム」とは三角柱のガラス体。光はプリズムを通ることで七色に分かれます。
そんな風にワインの魅力を飲み手に応じて伝えていきたい。
その想いで「wineprism」と名付けました。
個人事業主なので、社名ですらない単なる屋号、プロジェクト名です。
それでもこれが、ワインに対する片山の姿勢を表す言葉です。
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